三線の日にて
3月4日は語呂合わせで三線の日。ちなみに3月8日は三板の日。4月3日シーサーの日。5月8日はごーやーの日。他にもあるかわからんけど、語呂合わせは嫌いじゃないよ。
三線の日に横浜舞天で三線発表会があって、それに生徒が3名もエントリーしたと言うので、そっと行ってみた。お店は満席だ。色んな教室の生徒さん達が集まってるようだ。
さっと結論から言うと
「もっと、ちゃんと教えとけばよかったなぁ」
他所の教室の生徒が格別に上手かった!とかではないんだけど、東風平んとこ生徒は“質”が違うなぁと唸らしたいと思ったの。
衣装、MCは勿論のこと、唄う姿勢、マイクの使い方、バチのさばき方、発声の仕方、などなどなどなど。
なんせ、楽しむことをモットーに始めたから「技術なんて2の次、楽しけりゃいいの!楽しけりゃ、だって音楽って音を楽しむって書くでしょ」的なノリで。
なのに、三線の面白さ奥深さを再認識してる最近の俺は、技術の向上や自分自身納得したライブができることこそが楽しさを倍増させることをキャッチしてるわけ。
今教室は『沖縄民謡勉強会』と称して、曲の背景であったり言葉であったり、俺が聞いてきた話なんか交えながら「ほら、民謡って楽しいでしょ!?三線って面白いよね!?」ってやってる。これじゃ技術の向上には繋がらない。三線教室と言いながら自分のベシャリに酔ってるとこがあったかも知れないな。
一人一人のニーズに応えて行くのは容易じゃないけど、三線の日に思いがけぬ発見があったことは嬉しい。これぞ三線の日。
今後は楽しくも生徒一人一人の技術向上も心がけて“質”の高いレッスンを目指しますよ。