平和の礎(いしじ)
沖縄戦で亡くなった人の名前が刻み込まれてる平和の礎。
親父のおじーのおじーが、戦争行って帰ってこなかった話から、良し行こう!ってことになった。親父も初めてのこと。
20万にもの命が亡くなったこの沖縄の地。
遠くに見える太平洋。
76年前、ここ摩文仁はまさに激戦の地、最悪の地。
今はこんなにも、静かで緑豊か。
宮古島出身の親父。
20分近く歩いて探して、その名前を見つけた!
感動の瞬間。
東風平玄業(げんぎょう)
久しぶりに会えたねー、よかった良かった!喜ぶ父。
今日はいい日だ、いい日だ。嬉しそう。
大好きだったひーじーちゃんに76年ぶりに会えたのは、名前だけだけど、この礎の意味の大きさに震えた。たかが名前じゃないんだね。これはまさに命なんだな。
今僕がここに生きてる、脈々と受け継がれてきたこの命。ひーひーじーちゃんに会えて良かった。