メッセージ

東風平高根FANCLUB『相思樹』

2021/12/18 08:39

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また腰を据えてもう一度うた三線を勉強したいと思う。今では自分のオリジナルの曲に三線の音色が心地よくある程度で満足していた。

 コロナは僕に色んな事を教えてくれた。その中でもやっぱり「沖縄」は、故郷だけでは言い表せられないものとして迫ってきた。

実家に戻った時に「高根、おじーが使っていた工工四と譜面台があるけどいるか?」って親父に言われた。大宜味村に住んでた頃はそんな話一つも出なかったのに今頃なんでよ?どーやら大宜味村の家の物置にあって、その存在もすっかり忘れていたみたいだ。

 おじーは三線が凄かったって聞いていたけど、野村流だったんだ!!手作りの譜面台はおじーが作ったのかなぁ!?わからないけど、この譜面台で練習していたんだ。とにかく嬉しい気持ちになった。

 もう一つ、これも最近の話だけど。。親父が八重山民謡の「鷲の鳥節」を歌って聴かせてくれた。この歌は八重山の方なら誰もが知っている曲。親父が17の時入院した病院で、同部屋になった八重山の人が教えてくれたんだとか。親父の歌なんて聞いたことなかったのに、凄い新鮮だった。そしてやっぱり嬉しかった。

 今までずっとモヤモヤしていたもの、何かすごい覚悟がいるもの、でも踏み出しきれてないものが、このコロナ禍の色んな出来事が僕の血を浄化していくように、背中を押している。

 

  30年前に歌手になるために上京して、そこから色んなステージを踏み、色んなを経験して、何百曲と書いて来て、死ぬほど泣いて笑って、ようやくやっと「そろそろ学んでみるか!?」と神様に言われてるように感じるのだ。


 そっか今まで30年間修業していたのだな。


そしてまた新たな修業が始まる。

ボーカリストして生きていきたい!今強く思う。

たくさん勉強して死ぬまでずっと歌い続けていきたい。


来年はまた始まりの年になりそうだ。

そしてまた神様からのメッセージが届く日まで頑張ってみるつもりだ。

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